【第7期】米ジャグラープロジェクト月例報告 8月度

▮新潟県 上越市「みずほの輝き」9月11日
▮宮城県 東松島市「かぐや姫」9月10日
▮福島県 いわき市「コシヒカリ」「夢の香」9月10日

9月も中旬となりましたが、全国的に厳しい残暑が続いています。
昨年は記録的高温により稲の刈り取りが早まる傾向にありましたが、今年も前年並み~前年より早く収穫の準備が進められています。

  

【新潟県上越市(品種:みずほの輝き) 9月11日】

新潟県上越市の耕作地は、すでに収穫間近という段階に入っています。


「みずほの輝き」という品種は「秋晴れの陽の光に照らされた黄金色に輝く穂」を連想して命名されたそうです。
まさにその名にふさわしい様相ですが、秋晴れというにはまだまだ夏の名残が色濃い昨今。
「みずほの輝き」が2008年に発表されてから数年前までは10月中旬頃の刈り取りが標準であったことを思うと、ここ数年の異常高温ぶりがうかがえますね。

  

【宮城県東松島市(品種:かぐや姫)9月10日】

宮城県東松島市の耕作地の稲は、穂が出揃っているもののまだ青さが見られます。


「かぐや姫」は登熟積算温度が1400度となっており、1000度程であるコシヒカリ等と比べると3週間~1か月ほど収穫が遅い品種です。
例年通りであれば11月半ば頃の収穫となりますが、今年の気温の高さの影響で、多少早まることが予想されます。

  

【福島県いわき市(品種:コシヒカリ&夢の香) 9月10日】

福島県いわき市の耕作地も、色づきが深まってきています。


刈り取りの時期は登熟積算温度の他に、帯緑色籾歩合(たいりょくしょくもみぶあい)を参考にして決められます。
一つの穂の中に緑色の籾が占める割合のことで、10%~5%の時が適期とされています。
こちらの耕作地の収穫時期も、もうそろそろのようです。

今期は田植え体験に続き、稲刈り体験イベントの開催も予定しております。
米ジャグラーの生長状況共々、続報をお待ちください!

この活動に関連するSDGs

貧困・飢餓・健康・教育に関する目標

エネルギー・経済成長・まちづくりに関する目標

気候変動・環境に関する目標

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