6年目の米ジャグラープロジェクト始まります!
▮新潟県 上越市「みずほの輝き」5月13日
▮宮城県 東松島市「かぐや姫」5月23日
▮福島県 いわき市「コシヒカリ」「五百万石」5月27日
▮田植え
2018年から東日本大震災からの復興支援としてスタートした『米(マイ)ジャグラープロジェクト』も、いよいよ6期目に突入となります。今期も福島県いわき市、宮城県東松島市、新潟県上越市の3カ所の農家さんから、田んぼ各2反ずつ、計6反をお借りして『米ジャグラー』をつくっていきます。目標収穫量はおよそ2000kgです。
ちなみに田んぼの大きさを表す単位ってみなさん分かりませんよね。なのでちょっとだけ説明を入れると、1反の大きさが約1000平方メートル。だいたい50メートルプールとかテニスコート1面分くらいの面積と言われています。今期は6反(約6000平方メートル)なので、サッカーのグラウンド1面分くらいになりますね!2018年は1反からスタートしたことを振り返ると、プロジェクトもここまで大きくなったものかと感慨深くもなったりします。
さて、今回行いました『米(マイ)ジャグラープロジェクト』の田植えですが、まずは5月13日に行われた新潟県上越市の様子から見ていきましょう。
上越市の耕作地で育てるお米は『みずほの輝き』という品種になります。
お米の粒が大きく、一粒一粒がもっちりとしていて食べ応えがあるのが特徴です。
今回の田植えには上越市のYouTuber『人生いちかパチか』さんとそのファンの皆様をお呼びし、田植え体験に参加して頂きました。
米どころ新潟とはいえ手植え初体験の方もおられ、慣れない作業に奮闘しながらも大変盛り上がった時間となりました。
こうしたイベントは第2期以来、久しぶりの開催となりましたが、また皆様とお米作りの大変さや楽しさを共有できたことに喜びを感じます。
宮城県東松島市では、昨年と同様、地元農家の木村さんの田んぼをお借りします。木村さんはお父様とお母様も現役農家さんで、なんと53年も続けられているそうです。
育てるお米は日本で唯一木村さんしか作っていない『かぐや姫』という品種です。収穫が11月頃になる極晩成品種と言われていて、じっくりゆっくりと育てていく手のかかる品種です。あっさりしていて品のいい甘みがあり、飽きのこない味わいとのことです。
11時頃、トラクターに乗り込んで田植えが始まります。トラクターにセットされた稲が6条(6列)ずつ、およそ15センチ間隔で植えられていき、田んぼの向こう端まで行っては折り返してこちらの端まで戻ってくる、を繰り返していきます。作業を眺めていたらあっという間におしまいです。約40分ほどであんなに広かった田んぼにびっしりと稲が植えられました。
ちょっと木村さんに質問をしてみました。
「どうやって食べるのが一番美味しいですか?」
木村さん「どちらかというと和食やお魚などに合います。お米って精米するまでは生きていますので、なるべく精米したてを食べるのがいいですよ」
かぐや姫はふるさと納税の返礼品などネットでお求めになれますし、都内にお住まいの方は、恵比寿の『心白』さんという高級お寿司屋さんでもシャリとして使われているようなので、ご興味のある方はぜひ。
そしてお次は5月27日に行われた、福島県いわき市での田植えをレポートします。
いわき市では地元農家の白石さんの田んぼをお借りして、皆さんご存じの『コシヒカリ』。そして『五百万石』という品種を植えていきます。
全国で作られている『コシヒカリ』は、甘みともっちりした粘り、炊き上がりのツヤ、香りが良いとされています。一方の『五百万石』は日本酒造りに向いていて、酒造好適米の中でも生産量2位の品種なのだとか。今回は五百万石の苗の生長が間に合わなかったため、コシヒカリの苗のみを植えました。
田植えには、北電子とトップパートナー契約を結んでいるいわきFCから、黒宮渉選手、有馬幸太郎選手、田村雄三ゼネラルマネージャーのお三方が参加してくださいました。また、福島県いわき市の子供たちにも協力いただき、みんなで苗を植えることに。皆さん泥だらけになって笑顔で楽しそうにしてくださいました。
「自分たちがいわきでプレーして頑張れているのは、地域で応援してくれる方や子供たちがいるからです。直接会う時は感謝の気持ちを忘れずにイベントに参加させていただきました」(黒宮選手・有馬選手)
また、今回は弊社副社長の小林優も参加しました。
「今年初めて参加させていただきましたが、東日本大震災による直接的な被害はもちろん、その後の風評被害等で福島県の農家の方々も大変な思いをされているということを聞いておりました。6年前に米ジャグラープロジェクトを立ち上げ、そういった農家の方々を応援したいという思いがある中でご縁をいただいたのが、ここいわき市になります。やはり現地の方にお会いして、その気持ちに寄り添うことが重要だなと思いました。今日はいわきFC様を通じて地元のお子様たちとも一緒に田植えをすることができました。地元の方々の仲間に入れてもらいながら一緒にできるようになっていることが何よりも大きいと感じています」
北電子では『つづける、つながる、想いを未来へ』というモットーで、今後もプロジェクトや企業活動を推進していきます。田植えに参加してくださった皆様の想いが、今まで以上の豊作につながることを願っています。稲の生長の様子については、今後も継続的にレポートしていきますので、お楽しみに!
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