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【第5期】米ジャグラープロジェクト 月例報告 6月度

▮新潟県 上越市「みずほの輝き」
▮宮城県 東松島市「かぐや姫」
▮福島県 いわき市「コシヒカリ」「五百万石」

田植えを終えてから約1カ月。気象庁が2022年6月27日、九州南部・東海・関東甲信で梅雨明けしたと発表。平年と比較すると、九州南部では18日早く、東海・関東甲信では22日早い梅雨明けとなり、各地で最短の梅雨期間を記録。異例ともいえる早い梅雨明けに対し、米ジャグラーがどんな成長を見せていくのか報告します。

【新潟県 上越市(品種:みずほの輝き)】

6月30日
6月30日

中干しに入りました。昨年ご案内した中干しの目的・効果についておさらいです。

【マメ情報】
主な目的と効果
・土中に酸素を補給して根腐れを防ぎ、根の活力を高める
・土中の有害ガス(硫化水素、メタンガス)などを抜く

【宮城県 東松島市(品種:かぐや姫)】

6月30日
6月30日

木村さんの田んぼは、収穫の時期がとても遅い晩生品種の「かぐや姫」です。こちらでも中干しに入りました。中干しには、分けつ(茎数の増加)を抑制し、適切な茎数にすることで大粒で美味しいお米が出来る効果もあるそうです。さてこちらも昨年のおさらいです、覚えていましたか?

【マメ情報】
作物には品種によって、早晩性という栽培期間についての特性があると、昨年の報告でお伝えしました。早く成長する早生(わせ)、遅いのが晩生(おくて)、その中間が中生(なかて)。「彼はおくて(晩生)らしい」という表現の元になったコトバです。

【福島県 いわき市(品種:コシヒカリ&五百万石)】
6月30日
 

これから「幼穂形成期」に入り、茎の中で穂が育っていきます。来月は出穂の様子を報告出来ると思います。

次回のレポートをお楽しみに!

前回の田植えより、1ヵ月が経過しました。
今年は平年よりもかなり早い梅雨明けを迎え、最近は猛暑を記録する日も少なくありません。
“異例”とも言われるほどの天候の変化の中で、米ジャグラー達はどのように育っているでしょうか。

【新潟県上越市(品種:みずほの輝き) 6月30日】
茎の数が増え、しっかりと生育している様子が見られます。

田んぼの水を抜く「中干し」により、稲の生育を健全に保ちます。
順調そうに見られますが、やはり例年より早い梅雨明けによる水不足が懸念されるようです。

【宮城県東松島市(品種:かぐや姫) 6月30日】
宮城県東松島市の耕作地も、中干しの時期を迎えています。

中干しには分けつ(茎数の増加)を抑える目的もあり、茎の数をしっかりと管理することで、大粒のおいしいお米が作られます。
茎の数が多ければいいというわけでもないようですね。

【福島県いわき市(品種:コシヒカリ&五百万石) 6月30日】
福島県いわき市の耕作地です。
コシヒカリ、酒米の五百万石共に順調な生育が見られます。


これから「幼穂形成期」に入り、茎の中で穂が育っていきます。
例年通りであれば、来月には出穂の様子が見られるでしょうか?

不安定な天候の中でも、米ジャグラーが元気に育ってくれるよう祈っております。
次回のレポートをお楽しみに!

>>前回の定例報告はこちら